専用回路って何?一般コンセントと専用コンセントの違いとは!


専用コンセント説明図.jpg


電気の打合せをしていると「専用回路」や「専用コンセント」という言葉が出てくると思います。
電気に詳しい人ならともかく「専用回路って何?」と思う方も多いでしょう。
そこで専用回路、専用コンセントはどういうものか一般コンセントと何が違うのかを説明いたします。

専用回路と専用コンセントとは

まず「専用回路」と「専用コンセント」は同じものと考えて差し支えありません。
言い方の違いと思ってください。以下、「専用コンセント」として説明します。

専用コンセントとは分電盤の子ブレーカーから直接、そのコンセント1つだけに接続されてるコンセントとなります。電気製品1台の為の専用のコンセントということです。

子ブレーカーは2000W(20A)まで使うことができますがコンセントの差し込みはエアコン用の特殊なものを除き1500W(15A)までとなっています。消費電力が1000W(10A)以上の電気製品は専用コンセントに接続する必要があります。

なぜ消費電力が1000W以上の電気製品に専用コンセントが必要かという理由は例えば同じコンセントに1300Wと300Wの電気製品接続すると1300W+300W=1600Wですぐに1500Wを超えてしまい発熱や発火の危険が発生します。たこ足配線が危険と言われるのもこの理由からです。

専用コンセントが必要な主な電気製品

エアコン(400W~2000W)
IHクッキングヒーター(200V/5800W程度)
食器洗浄機(900W程度)※900Wですが一般的には専用コンセントです。
炊飯器(300W~1300W程度)
電子レンジ(1300W程度)
トースター(300~1200W程度)
ポット(900~1300W程度)
ホットプレート(600W~1300W程度)
ウォシュレット(900~1350W程度)
浴室乾燥換気扇(1300W程度)

これらの電気製品には専用コンセントを用意してください。

一般コンセントとは

一般コンセントとは分電盤の子ブレーカーの後に複数のコンセントや照明などが接続されているものを言います。専用コンセント以外のコンセントは通常このタイプです。

1つのコンセントで使用できる消費電力の合計は1500W(10A)までです。
複数のコンセントの合計では2000W(20A)まで使用できます。

一般コンセントからホットプレートやアイロン、ドライヤーの電源を取ると接続している機器の消費電力によっては2000W(20A)を超えてしまいブレーカーが落ちますので同時に使用する電気製品を考えて場合によっては専用コンセントを設ける事をおすすめします。

専用コンセントの増設コストについて

「消費電力が1000W(10A)以上の電気製品には専用コンセントが必用」と説明しましたが
1000W以上の電気製品の全てのコンセントを専用コンセントにするにはコストがかかります。

専用コンセントと一般コンセントでは専用コンセントの方が増設のコストは高くなります。

一般コンセントであれば近くのコンセントから接続して増やすことができますが専用コンセントは分電盤に
子ブレーカーを追加して分電盤から直接ケーブルを引いてくるので増設する場所によってはケーブルの長さもそれなりに必要となり、もちろん工事費も余計にかかります。

ハウスメーカーでコンセント増設の料金が一律で決まっている場合でも専用コンセントと一般コンセントでは値段が違うはずですので確認が必要です。

コンセントを増やしたい場合は専用コンセントが必要なのか一般コンセントで良いのかを正しく伝えましょう。

まとめ

1.専用回路と専用コンセントとは
2.一般コンセントとは
3.専用コンセントの増設コストについて


「消費電力が1000W以上の電気製品には専用コンセントを用意しましょう」
「コンセントの増設は専用コンセントなのか一般コンセントなのかを正しく伝えましょう」







この記事へのコメント